パパママ楽習会「仕事と子育ての両立の秘訣」で学んだことと実践したこと

もう、あれから1ヵ月以上…だいぶ日にちが経ってしまいブログにアップするのも恥ずかしいくらいですが…汗。

(言い訳タイム(-_-;)キム兄の話は全て良すぎてどこをブログにピックアップすればいいか絞れなかった。書くたびにあれもこれもと入れ込み過ぎてまとまらなかった。以上。)

でも伝えたい内容なのでアップします。

1ヵ月とちょっと前に弘前にて選択理論心理学の考えをベースとした子育て法、パパママ楽習会に参加しました。

今回のテーマは「仕事と子育ての両立の秘訣」。

思春期の子を持つ親の立場からの感想と実際にやってみたことをお伝えします。

パパママ楽習会

「遊ぶ」と「一緒」と「集中」

今回の話を聞いて頭に残ったのがこの3つの言葉。

子育て・家事に仕事も絡めば、ママは一日を回すのにいっぱいいっぱい。

時間がない、忙しい、となるとやらなければいけないことが優先になって、子どもとの時間がおろそかになりがちです。

愛情は届いてこそ愛。届いていないのは「ない」のと同じだそうです。

では、どうすれば愛情が届くのでしょうか。

今、この瞬間を味わう

子育てが上手くいっていない、仕事でいっぱいいっぱい、忙しいと思う時ほど、15分でいいから集中して一緒に遊ぶことを常に意識してほしいと、キム兄は言っています。

遊ばせておくのではなく、短い時間でいいから一緒に集中して遊ぶのが大切なんですね。

イヤイヤ・見て見て・反発、が激しいのは満たされていないから。

満たされれば「困った」「大変」が減る。それには遊ぶのが一番。「自分のことをよく見ている」につながるからだそうです。

短い時間でいいから子供に集中して遊ぶことで、その時間は親にとっても子にとっても宝になり、日々の安定にもなり、発達の助けにもなる。

バランスが崩れてからだと抜け出しづらいし、年齢が上がるほど悪循環から抜けるのはさらに大変です。

間違った愛情の届け方をしていませんか

■忙しくて時間がないと「別々に効率よく」と考えがちですが、こればかり考えると別々になり結局時間がかかるそうです。(我が家は昔、このパターンでした。)

生活の中で一緒に何かをすると初めは慣れなくても、やがてそれは当たり前になり親から見る問題行動減ってくる→時間が増える。

 

■共働き等で収入が増えて心理的に余裕が出てくると、どこかへ連れて行ったり、お世話をし過ぎたり、買い与えたり、が増えがちなので意識して減らしていくのも気をつけたいところ。

例えば…

・1日中、遊園地やイベントにお出かけして子どもに楽しい時間を提供したつもりでも、帰ってから親にまとわりつくのは愛の欲求が満たされていないからだそうです。十分に満たされれば子どはひとリ時間を楽しみたくなるんですって。

・過剰なお世話は子どもをお世話体質にしてしまう。ママがやってくれてあたりまえになると自分からは何もしない、忘れ物をしても「ママが準備していないから」なんて言い出したり。

愛情を注ぐのと、何でもやってあげるのとはイコールではないんですね。

親がいなくても生きられる子を育てるのが本来の目的ですよね。

 

思春期の子を持つ親に伝えたいこと

今回は、下は0歳児の子を持つママから、上はたぶん私(笑)21歳と17歳の子を持つ親まで、幅広い年齢の子を持つパパママが参加していました。

選択理論心理士でもあるキム兄(木村宣貴さん)のお話は、ひとつの悩みに対して、手段だけではなくて根っこのところを話してくれるので、子どもが何歳でも自分にとっての子育てのヒントを得ることができます。

今回、一番心に留まったことは「忙しいからこそ意識しておきたい子どもへの愛情の届け方」。

今まで一緒に遊ぶことの大切さはお伝えしましたが、思春期は一緒に遊ぶというのはちょっと難しくなるので(笑)一緒に何かをするように心がけるといいとのことです。

親が本当に思っていることを言う

意外なことに、自分は愛されていない・大切にされていないと思っている子も多いそうです。

これも親がちゃんと愛情を子どもが分かるように伝えていないからなんですね。

例えば、門限を破った場合。

「なんで守らないの?〇時に帰るって約束したでしょう」ではなく「あなたが心配」と親が本当に思っていることを言うようにすればいいそうです。

帰りが遅くて心配したとしっかり伝えるのが大切なんですね。

子どもの表情を見る

思春期になると子どもは、素直に表現するのが恥ずかしくなってきます。

「ウザい」と言っても本気でイヤかそうでないかは、表情を見ればわかるそうです。

ちょっとニヤッとしていたり、ほっぺが緩んでいれば、「ウザい」と口では言っていても、本気でウザがっている訳ではない。

けれど、その表情を見ないで言葉だけ聞いて本気でイヤがっていると思い言うのをやめると、子どもは「言ってくれない=気にかけてくれていない」と感じ、寂しさを感じることがあるそう。

実践してみたら…

この日の学び以降、我が家の思春期の子どもたち相手に実践してみました。

ハードルをあげると続かないから簡単なところからですが。

やったことは…

手を止めて話を聞く(表情を見て話に集中)

思春期になると、家にいる時間も少ないし自分の部屋にいることも多いので、小さい頃に比べるとそんなに親に話しかけてきません。

そんな数少ない子どもからの話しかけにも、家事や仕事で余裕がなくなるとつい何かをしながら話を聞いてしまいます。

仕事に集中したいときは、早く話を切り上げたいなんて思ってしまうことも…。

それが手を止めて顔を見ながら話を聞くことで、まず自分に変化が出てきました。

だんだん子どもの話を聞くのが苦じゃなくなったんです。

その時に手を止めても、家事や仕事の進み具合に大して違わないことが分かったし、むしろ子どもの話をちゃんと聞けたことでそんな自分が嬉しいし話に集中することで会話が長くなったり盛り上がったりし、以前より話している時間が長くなりました。

そして心なしか、子どもたちも以前より話しかけてくれる回数が増えた気がします。

本当に思っていることを言う

雨が降りそうな朝、カサを持たずに家を出ようとする子どもにいつもだったら「今日、降水確率高いからカサ持っていったら。」と言うところを「雨にあたって濡れたり風邪ひくと心配だからカサ持っていったら。」と言ってみました。

照れます。。。。。結局子どもはカサを持っていきませんでしたけど(笑)まあ、ここはカサを持っていくか否かではなく、気持ちを言えたかどうかなのでこれでOK。

子どもは見た目は何の変化もありませんが、でもこの言い回しを意識してみると、親の気持ちって驚くほど子どもに言っていないと感じました。

子どもだって他人、言葉にしないと伝わりませんよね。

まとめ

この感想は私が個人的に心に響いたことや生活に活用できそうなことを書いています。

たぶん同じ話を聞いても、その人によって子どもの年齢も得たい情報も違うので、心に響くことや実践してみたいことが違ってくると思います。

なぜなら先にも言いましたがキム兄のお話は、悩みに対しての手段だけでなく根っこのところを話してくれるから、小さいお子さんを持つママへのアドバイスが私のような思春期の子を持つ母にもしっかり役立つ内容になっているんです。不思議!

次回、ヒロロにキム兄が来るのは3月17日(日)だそうです。

ぜひ自分と家族の幸せのために、直接キム兄の話を聞いてほしいと思います。

  ↑午後の部の様子

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