我が家で小学校1年生時に朝の支度で役立ったモノ

 

久しぶりに子どもたちのアルバムを見返していたら、今の時期にピッタリな写真がありました。

 

これはふたり目の子どもが1年生になった時に作ったモノ。

当時は『時間の見える化』なんてことは知りませんでしたが、この時計が載っている本を見て「これイイかも!」と思い、小学校生活が始まった時に思い出しながら作ったモノです。


(作った当時は↑こんな感じに「分」のシールもつけていましたが(写真はイメージです)その後、時計の見方が分かったので「分」のシールをはがしました。)

なぜ作ったかというと、4歳年上のひとりめの子どもが小学校に入学した時、遅刻させちゃいけない・忘れ物をさせちゃいけない、と、朝は起こすところから家を出るまで「あれしたの?」「これ持った?」と干渉しまくりで(←この段階で今の私から見たら突っ込みどころ満載ですが(-_-;))何とか間に合って登校させた後は1日のエネルギーを使い果たしたような疲労感でぐったりしていた記憶があったからです。

何とかあれを回避したい…。自分がラクをしたいのと、いちいちお母さんが言わなくても子どもが自分で自分のことができるようになってくれたらいいな、という願望がありました。

作り方はカンタン。方眼紙をリビングに飾っている時計よりひと回り大きくカットして項目別に画用紙の色を変えて貼り付けます。これだけじゃ分かりずらいなと感じ分針に赤いシールを付けて、赤いシールを見れば今、何をすればいい時間か分かるようにしました。

これを食事の時に正面になるように配置したら、朝ごはんを食べながらも時計を気にしたり支度の合間に見るようになり、親が口出しする回数はかなり減りました。

小学校入学時はまだ時計の学習もしていないし時間という概念もないから「あと5分で学校に行く時間だよ」と言ってもピンとこない。結果、お母さんが次々に行動を促して『遅刻をしない』のが子供ではなくお母さんの仕事になってしまいます(笑)

できること(ここでは時計を見て時間が分かること)が増えればやれることも増えますが、できないことができるようになるには努力だったり時間がかかることが多いです。でも住環境を整えることで、今のままでもできることは増えます。

この時計で「今、〇時〇分」と時間が分かるまではいかないと思いますが、それは学校の授業でやるときに学べばいいし、ここでは自分で支度をして遅刻しないように家を出ることが目標なのでウチの場合はこれで十分でした。(できれば時間も分るようになったらいいな~という下心はあったかも笑)

ただしウチの子に有効でも万人に有効ということではないので、まずは自分のお子さんをじっくり見て話を聞いてあげてください。その子にどんな方法が有効か、その答えはその子が持っています。

おまけと注意:これを作った時は「イイかも」「面白そう」程度でしたが、今、見直すと画用紙の色を決める時や食事や着替えに何分かかるか、支度の順番など、もっと子どもと相談しながら一緒に作り上げたらその時間は親子で楽しめる時間(クオリティタイム)になったのかなと思います。決して親の願望で時間や内容を設定しないでくださいね。

 

 

 

 

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