整理収納アドバイザーは、なんでも完璧にこなしている?イメージと現実




先日、「整理収納のきほん講座」に来ていただいた方がこんなことをおっしゃっていました。

「整理収納アドバイザーの先生は、なんでも完璧にこなしていると思っていました。」


確かに…片づけられる=ちゃんとしている、というイメージを持つ方が多いかもしれません。

この受講生の方もそんなイメージを持っていましたが、私の講座内での話を聞いてそのズボラさに先のセリフが出てしまったんです(笑)



まずは受講した方の感想をお伝えします。


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『「~べき」「~ねばならない」に自分がとらわれていたことに気づきました。

きちんとしなければ…と思っていましたし、整理収納アドバイザーの先生は、何でも完璧にこなしていると思いましたが「手抜きでもいい」「ズボラでもいい」という言葉を聞いてハッとしました。

肩の力が抜けました。」


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具体的にどんな話をしたのかは毎週月曜日に届くメールレター「加藤ゆかのごきげんな暮らし便り」でお伝えしています。登録お待ちしています♡



今でこそ、どうしたらラクに暮らせるかばかりを考えている私ですが、かつては”完璧”を目指していました。

ちゃんとした人、と思われたかったからです。

雑誌や本、テレビを見れば、安心安全な素材で食事を作っているお母さん、子育て真っ最中なのにセンスのいい服を着て部屋もきれいなお母さん、仕事もしてさらに子どもとの時間を楽しんでキラキラしているお母さんが目に入ります。

これが正解なような気がして、頑張っていたけれど、頑張れば頑張るほど1日を上手く回すことができず、思うように子育てもできず、そんな自分に母としてバツを付けていました。

それが整理収納と出会って「片づけ」という手段で本当の自分を取り戻し、そのままの自分に◎マルをつけられるようになった今の私は、

好きではないことややりたくないと思ったことは、やらない、もしくは最短で済ませて、好きなことややりたいことに時間と労力を費やしています。

実は整理収納アドバイザーは、ムダを省いていくのがお仕事。これって「モノ」もそうだけど「やること」も同じ。


なので、洗濯物をたたまなくても使いやすいクローゼットにするのは? 家族が家事を手伝ってくれるようになるには? 掃除を最短で完了させるには?…いかに手を抜いてズボラに生きられるかを日々模索中(笑)


手抜きやラクちん大好き、完璧な自分よりでこぼこの自分が愛おしくなり、自分に完璧を求めなくなったのと共に家族にもそれを求めなくなり、そのままでOK~!と言えるようになりました。

「~べき」「~ねばならない」だと、しんどくなることが多くなります。本当の自分の声が聞こえなくなるから。

それは本当はやりたいことなの?
ぜひご自身の心の声を聞いてあげてください。
「心の声」と言われても分からない…そんな方はぜひ「片づけ」をしてみてください。

「片づけ」は、見た目はモノと向き合う作業ですが、実は自分と向き合う作業。

ゆっくり少しずつですが「心の声」=「本当の自分」が分かるようになります。

モノを片づけることによって、本当の自分が見えてきます。

ちょっとしんどいぞ・・・と思っている方は、「片づけ」という方法からでも解決策があることを知って欲しいなと思います。

<お知らせ>

片づけると、なんで心や頭の中まで変化が起こるの?

その理由を紐解いてお伝えするのが『片づけ心理学®』

それを知ることで、今度はそれを意図的になりたい自分や暮らしを形作るために活用できるようになります。






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