「私は子ども達に愛されている」に気づいたお片づけ・その2
『「私は子ども達に愛されている」に気づいたお片づけ。その1』の続きです。
整理収納て奥深いなと思います。
今回の感想を聞いて、自分が整理収納を知って子育ての暗黒時代から救われたあの頃を思い出します。
整理収納って、いかに上手にたくさん詰め込むかでもなく、いかにたくさん捨てるかでもない…モノとの関係性に見直すことが自分と向き合うことになり、そこからモノだけではない内面のいろんな気づきがあって自分が変われるきっかけを与えてくれる、そんなツールだと私は感じています。
依頼主さまも、自分は愛されていると気づけたり自分を大事にしている自分に満足することで、きっと新しい扉がどんどん開くと思います。
話は片づけ現場に戻して・・・夏に始まった片づけ。
仮住まいに山のように積まれた荷物をひとつづつ仕分けていき「引っ越すときかなり処分したつもりだったのに、まだこんなにある~」と初めは泣き言を言いながら(笑)でも、どんどん服や日用品を仕分けていきました。
私がいない時も引き続き頑張って整理して、秋には「片づけ、整理、断捨離、自分と向き合う時間ですよね。いろんな感情が湧いてきて苦しいー。でも今回はなりたい自分に近づくためにやるのだ!」とメールをくれ、自分で自分を励ましながら整理をしている様子に応援にも力が入ります。
モノの整理と並行して、新居のキッチンからリビングにかけての配置が我が家と似ていたので自宅公開にも参加くださり、具体的なイメージをしてもらいました。
送られてくる写真の荷物の山が低くなって頑張りが形になった初冬に引っ越し。
引っ越し後、少し暮らしてどのゾーンで何をするかが見えてから仕組みづくりを開始。afterの写真手前には空になった収納ケース。
どこに置かばいいか分からなくて2階和室に積んであった荷物も、それぞれの場所に収納。押し入れに収納したモノは紙袋や段ボールで仮置きして、この場所でOKだったらお気に入りの収納ケースに買い替えします。
依頼主さまのなりたい暮らし「小さくて広くて暖かい部屋」の出来上がり。
初めは以前から使っていた収納ケースを使って収納しましたが、この位置でOKとなったところからお気に入りの無印の収納ケースに買い替えたりとご自身でさらにお気に入りの空間に進化させています。
依頼主さま家族は、リビングにはテレビを置かない選択をしました。
ご主人が淹れてくださるコーヒーがこれまたプロ級に美味しいんですが、この空間で音楽を聴きながらコーヒーを飲んで本を読んだりおしゃべりをする贅沢な大人時間を過ごす様子がイメージできます。
1月のアフターフォローに伺った時は、リビングに合わせて購入したシンプルな棚には、ひな人形が。
「ちょっと早いけど飾っちゃった♡」と依頼主さまはニコニコ。
日常生活のふとした一コマや当たり前を楽しむ…幸せってこういうことなのかなとふと感じました。
本当に好きなモノ・お気に入りのモノに囲まれた空間はきっと「これからの生活はもっと自分を大事にして、丁寧に生きていきたいな」(感想文より)という依頼主さまに寄り添い背中を押してくれて願いをかなえてくれるはず。
今後の講座・お知らせ
■整理収納の基本的な概念を学び受講者自身の家族や職場環境ですぐに活かせるノウハウを学びます。片づけが苦手だができるようになりたい・今の生活や自分を変えたい・ムダをそぎ落として時間を有意義に使いたい・整理収納アドバイザーの資格を取得したい、そんな方は…
2月23日(火・祝)青森市にて「整理収納アドバイザー2級認定講座」開催(※次回は3月22日(月)青森市で開催します。お申し込みの準備が整いましたらお知らせいたします。)
■以下の講座は準備が整いましたら告知いたします。
3月13日(土)10:30~12:00 整理収納アドバイザーが伝える「ひとり暮らしをする前に知っておきたいこと」※今季ラスト
3月21日(日)10:00~12:00 新小学一年生の保護者向け「ひとりでできる」が増える部屋づくり
3月27日(土)10:00~12:00 整理収納のきほん講座
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