「片づけたい」の向こうにあった本当の願い
昨日は、整理収納アドバイザー2級認定講座を開催しました。

ご参加くださったのは2名。
そのうちのお一人が、こんなお話をしてくださいました。
「ずっと片づけたいと思っていました。」
片づけたい。でも、なかなか片づけられない。
何か方法を試してみても続かない。
気がつけば、「片づけられていない自分」がいつも心の片隅にいる。
楽しいことがあっても、どこかで「でも家は片づいていないし…」そんな思いが頭をよぎるそうです。
今年の初めには、「今年こそ片づけよう!」と思っていたのに、気が付けば今年も半分が過ぎていて…
と、この講座のお申込みまでの胸の内を話してくださいました。
さらに、
ずっと家族優先で一生懸命頑張ってきたけれど、子どもが成長した今、ふと自分が空っぽなような気がする、とも。
何が好きなのか。
本当は何をしたいのか。
これからどんな人生を送りたいのか。
そう聞かれても、すぐには答えられない。
そんなお話を聞きながら、私はあることを感じました。
片づけたいと思う人は、ただ部屋をきれいにしたいわけではないんだよなー、と。
その言葉の向こうには、「このままじゃ嫌だ」「変わりたい」そんな思いが眠っていることがとても多いのです。
でも、それは空っぽなのではなく、長い間、自分の気持ちにフタをして頑張ってきただけなのだと思います。
片づけは、ただモノを減らす作業ではありません。
「これ、使ってる?」
「使っていないのに、なぜ持ち続けているんだろう?」
「これはこれからも大切にしたい!」
そんなふうに自分と対話しながら、本当に大切なものを選び取っていく作業です。
だから片づけを続けていると、モノだけでなく、空っぽだと思っていた自分自身のことも少しずつ見えてきます。
講座の感想には、こんな言葉がありました。
「続けたいです。変わりたいです。まずは整理することから始めます。」
この仕事をしていていつも感じるのは、講座に参加されたり、お片づけサービスを依頼されたりする方は、人生のステージが変わるタイミングにいることが本当に多いということです。
家を整えたいという思いの奥には、「このままじゃ嫌だ」「変わりたい」という気持ちがあって、さらにその先には、「自分らしく生きたい」という願いがあるのだと思います。
片づけは、部屋を整えるためだけのものではありません。
この日参加してくださった皆さんにとっても、自分を知り、自分を取り戻し、人生の主役に返り咲くための第一歩になればうれしいです。
<お知らせ>

ハウスキーピング協会が認定している「整理収納アドバイザー2級」の資格が1日で取得可能な資格認定講座です。加藤ゆかの現場経験からの実体験や事例を交えて詳しく学ぶことができます。
詳細や開催予定日はこちらをご覧ください⇒「整理収納アドバイザー2級認定講座」

