整理収納を知る前と知った後~下駄箱を片づけながらつぶやく
週末、下駄箱の冬物と春夏物の靴の入れ替えをしていたんですが…
全部靴を出した後の空の下駄箱スペースを見て、ふと整理収納を知る前の下駄箱スペースを思い出しました。
我が家の下駄箱はちょっと変わった形。
すぐ隣に配置されている押し入れと面が同じになるように作ったので奥行きが90cmあります。
(奥行きがあるの、分かりますか?↑)
手前の空間がもったいないよね、という事でポールを付けてもらい、夫のウインドブレーカーを掛けられるようにしてもらいました。
空間をムダなく使えるし、収納量もアップ。我ながら名案だと大満足でした。
今、思えば「元・詰め込み女」の名に恥じない詰め込みっぷりです(笑)
(当時を再現しました↑)
でも使いづらい…。
そうでなくても雪国は、長靴やブーツも必要だから必然的に数は多くなるのに…服をかき分けないと奥の靴が取れないし、見えないから乱雑になりやすかったし、お目当ての靴を見つけられず探したり、ひとつひとつの靴を丁寧に扱う事もしていませんでした。
子どもも自分で履きたい靴を見つけられず、いつも「お母さん、あのズックどこ?」と呼ばれ、忙しさにも拍車がかかっていました。
これが下駄箱だけでなく家全体に言えることだったので、片づけ本をたくさん読んでたくさん真似て頑張っても片づかないし子どもは散らかしまくる毎日で、私は不機嫌さ全開でした💦
それが整理収納を知ってどうなったかというと…
あれだけ名案だと言い放ったポールもウインドブレーカーも撤去。
ウインドブレーカーも整理して使うモノだけになったので、押し入れスペースだけで十分間に合うようになったし、サイズダウンしたり、「高かった」「履き心地が悪い」「ちょっと消耗が気になる」と思いながらも持ち続けていた何年も履いていない靴を手放しました。
おかげで「今、履く靴」が一目瞭然の気持ちよさっ!
整理収納後しばらくは、用もないのに下駄箱の扉を開けて眺めていましたね~
夫も子どもも自分で履く靴を自分で出し入れするし、冬物と春夏物の靴の入れ替えも短時間で済むし、メンテナンスも行き届く。
そして…風通しもいいので、ニオイも気にならないしカビも生えません。(過去に、箱に入れたこげ茶のローファーを久しぶりに出したらカビでモスグリーンに変身していた経験あり(;´∀`))
整理収納は、いかに上手にたくさんのモノを収納するかではなく、「今」使っているモノを取り出しやすく戻しやすく維持しやすくすること、ということを知ることができて良かったです。
元・詰め込み女のつぶやきでした。
おまけ
子どものサンダル。グロいけど意外と履き心地は悪くない(笑)