アパート1階部分(納戸・リビング・キッチン)のBeforeAfter①
今回の依頼主さまは、アパートの1階部分のお片づけを依頼してくださいました。納戸、リビング、キッチンスペースです。
お悩みは、何となくいつもぐちゃぐちゃ感があり、モノが色々なところにあるので頻繁に探し物をしているのを何とかしたい。家族が自分で出して戻せる、そんな散らかりにくい仕組みを作りたい、とのことでした。
今回は納戸とリビングのBeforeAfterを紹介します。
新しいアパートでとても使いやすい間取りになっており、収納スペースも十分ありました。でも収納スペースが広いと、ついついろんなモノを「何となく」置いてしまいますよね。
依頼主さまのキッチンに近い納戸も、床が見えないくらいモノが置かれ、奥のモノは取り出しづらい状態でした。
ここで使わないモノもたくさん置いてあり「使う場所に使うモノを置く」を意識するだけで、かなり整理が進みました。
使用頻度の高いベーカリーはいつもここからキッチンに担いで使い終わったらまたここに戻すという使い方をしていたのが、移動させることなくここに置いたままで、パンを作ることができるようになりました。奥のモノもスムーズに取り出したり戻せるようになり、ただモノを置く空間から活きた空間に変身。
もうひとつの納戸(階段下収納)はツッパリ棒とワイヤーネットで棚を作り、空間も有効利用。
リビングは、自分だけのスペースができる=自分で自分のモノを管理する意識を持ってもらうために、こどもふたりのスペースをしっかり分けました。
上の子は2階の子供部屋にほとんどのモノを置くのですが、学校から帰ってきたときにランドセルやその他のモノをすぐ2階に持っていかず、リビングの床に置きっぱなしにするのがママの悩みでしたが、帰宅後一気に2階に持っていくのはハードルが高いということで、一時的にそれらを入れておくカゴをリビングに設置したことでちゃんと本人もカゴに入れるようになってママも気にならなくなったそうです。
テレビ台の引き出しのひとつを上の子専用にしたところ、それもとても喜んでくれ、さっそく自分の使いやすいようにカスタマイズしていました。
キッチンのBeforeAfterと依頼主さまの感想は次回、紹介します。