片づけたのに…家族が動いてくれなかった理由と「自宅公開&暮らしの整えカフェ」
今日は私が整理収納を学び始めた当時の失敗談をお話します。
私の片づけが正解!
整理収納を学び始めたころ、はじめは、知識が”正義”になっていました。
見た目がスッキリした空間、シンデレラフィット、同じ色や形で統一した収納ケース…
よくSNSで見る「理想の部屋」。
ちゃんと学んだんだから、私の片づけが正解!
そう思っていたんです。
でも…
家族は全然言う通りに片づけてくれない。
「なんで!?」とプンプンすることもしばしばでした。
その後、整理収納アドバイザー1級、発達障害の片づけを学ぶ中で気づきました。
…そこじゃなかったんです。
たくさんの経験と学びを積んだ今、わが家の場合は、同じケースがずらーと並んだ収納は
分かりずらかったよね。
中が見えないと、ラベルがあっても探しにくかったよね。
「ここに置いて」って言われても無意識でこっちに置いちゃうから、簡単でもラクちんでもなかったよね。
いろんなことが分かってきたんです。
みんな違う
その人によって…例え家族でも、分かりやすく出したり戻したりがしやすい収納は違います。
それを無視して自分の視点だけで家の中を整えても、家族にとって快適かどうかは、
イコールではありません。
片づけの正しいやり方=知識はもちろん必要です。
でも”正解”や”正義”ではありません。
正解は、「その人自身」が持っています。
片づけは、自分と家族への「愛」
「整理収納」は、自分の型に家族を当てはめるのではなく、家族ひとりひとりの型を見つけていく…
そして自分自身の思い込みや枠を手放して、本当の自分を取り戻す…そのための知識・手段なのだと思っています。
SNSの「白い収納ケースが並んでいる」「モノが極力少ない部屋」=片づいた部屋のゴールだと思っていませんか。
もちろん、それがゴールの方もいます。
でも大切なのは、そこにあなた自身の「好き」や「大切」「分かりやすさ」があるかどうかです。

例えば、
わが家では歯ブラシの置き場所も家族全員バラバラ。
よく使うものはしまい込まず、すぐ手に取れる場所にあります。
雑貨も真新しいものよりは、使い込んだモノや古びたモノの率高し。
食器やコップ・カップだって、このブランドで統一ということは全くなく、子どもが好きなガ○ダ○のマグカップや、今は亡き母が持っていた模様の入ったコップ等バラバラです。
スッキリじゃないかもしれないけれど、私と家族の「好き」と「大切」があります。
そんな家族みんながラクできる部屋づくりを見てみたい方にお伝えしたいイベントがあります。
「自宅公開&暮らしの整えカフェ」
【年に1度のイベント!!】
9/27~限定イベント「自宅公開&暮らしの整えカフェ」

日時
① 済)9月27日(土)14:30~17:00(満席)
② 10月3日(金)10:00~12:30(残席あり)
③ 10月5日(日)14:30~17:00(残席あり)
整理収納アドバイザーのリアルな暮らしの現場を実際に見ていただきながら、「片づけが続く仕組み」や「家族も巻き込めるコツ」まで、余すことなくお伝えします。
