引っ越し後の荷物が片づかない…職場復帰に向けて2階をBeforeAfter②子ども部屋とパパスペース
前回の続き。3回は子供部屋と寝室(パパスペース)のBeforeAfterです。
子ども部屋
とりあえずで、いろいろなモノが置かれていましたが「この部屋を子ども部屋にしたい。」との希望だったので、子ども関連用品以外は排出(笑)。
入り口から見た子ども部屋
(写真をクリックすると画面が拡大します。)
お片づけ作業期間、依頼主さまのお子さんは保育園に通う前段階の「ならし保育」の真っ最中。
作業時に一緒にいる時も時々ありましたが、その時は身長的には登れる高さではない押し入れにいつの間にか上っていたり、とその身体能力にびっくり!
カラダを動かすのが大好きな様子でした。
奥から見た子ども部屋
広々とした空間ができたので(テーブルを寄せればさらに広々♪)、ここでボール遊びや押し入れに上ったりジャンプして下りたり、カラダを使った遊びをどんどんしてほしいと思います。
寝室(パパスペース)
ここにはご主人のモノを。
床にはいろいろ置かれていたのに、向かって左側の押し入れはスカスカ状態(笑)。
押し入れ左側は、ご主人が寝ているスペースと反対側なので日常的に使うのはちょっと不便。と、いう事でここにはあまり使わない服やモノを配置。
よく使う服(スーツ類)はワンアクションで使える場所に。
その他のよく使う衣類は、ご主人が寝ている近くの押し入れ右側に。(Before撮り忘れ(-_-;))
依頼主さまの感想
『幼いころから片づけが苦手で、「友人が来るときや、汚すぎて耐えられなくなったときなどに一気にやってしばらく放置するタイプ」でした(最低 笑)。
育児休業の間も何となくごちゃっとした家の中で生活をしていましたが、職場復帰を前にして、「雑然としている家をすっきりさせたい」、「子どもに片づけられない親(自分)の姿を見せたくない」という気持ちがありました。
また苦手だったからか、片づけをするたびに家族に対して「自分ばかり片づけている」と嫌な気持ちになることも多く、そう思う自分に対しても嫌悪感を持っていました。
片づけの作業をゆかさんと反復しながら行うことで、苦手な分類作業で迷いが少なくなり、買い物でも自然としまう場所を決めてから買おうとするようになりました。
自分にはなかった収納のアイデアを知ることができたのも大きな収穫です。
特に個人のクローゼットの収納方法を考えるのがとても楽しかったです。
ゆかさんには私の優柔不断な部分を根気強く支えていただきました。
今でも毎日家は散らかるのですが、以前よりもすっきりとし、片づけがしやすくなったと感じています。
一人でやらなきゃと思って憂鬱だった片づけですが、ゆかさんに支えていただいたことで、明るい気持ちで取り組めました。
ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。』
(写真・感想共に掲載の許可をいただいております。)
手間もココロもラクちんに♪
『片づけをするたびに家族に対して「自分ばかり片づけている」と嫌な気持ちになることも多く、そう思う自分に対しても嫌悪感を持っていました。』(感想より)
これ、分かります~!
散らかるとイライラするし、思うように片づかなかったり時間もなかったりするとさらにその感情は膨らみ、家族に「ちょっとは自分もやってよ。」なんて気持ちがわいてきます。
家族は気遣って「散らかっても死なないから、あまり気にしないでいいよ。」と優しい言葉をかけてくれたりしても、それさえイライラ…「だって散らかってるのが気になってイライラしてるんだから、そんな優しい言葉いらないから片づけ手伝ってよ。」
↑あっ、これ、依頼主さまではなく、私が初めての赤ちゃんを我が家に迎えて育児にてんてこまいしていた時に思ったこと。主人の優しさにさえイラついて、さらにそう思う自分にがっかりしていました。
子どもが成長するにつれて、モノはどんどん増えるけど子どもは片づけるどころか散らかし放題💦という時も、大量のモノに支配されてココロをなくしていましたね~(遠い目…(;一_一))
大変な労力をかけないと片づかない状態は「自分に優しくなれない・家族ににも優しくなれない」状態を作りがちです。
そして
『今でも毎日家は散らかるのですが、以前よりもすっきりとし、片づけがしやすくなったと感じています。』(感想より)
毎日生活していれば散らかるのは当たり前です。
もう1度言います(笑)生活していれば散らかるのは「当たり前」! 私たち整理収納アドバイザーだって24時間ずっとキレイにしているという事はないです(笑)
逆に散らかさないようにいつも神経を立てているのは、子どものちょっとした散らかしにもイライラしてしまい、お互いココロにもカラダにもよくありません。
散らかっても、すぐ片づく…これが理想だと思います。
使いたいモノがすぐ取り出せて使ったらすぐ戻せる仕組み、おとなも子どもも自分で自分のことができる仕組みができあがれば、散らかっても怖くありません。ママもごきげんでいられます。
実は2階のお片づけサービス後、1階のお片づけを依頼していただき、現在ゆるりゆるりと進行中。
依頼主さまの、なりたい暮らしのひとつに「子どもが、自分で片づけや着替えができるようになるシステムが、できたらいいな」とのことなので、この願いも叶うような仕組みを依頼主さまとお子さんと相談しながら作っていきたいと思います。