後ろ向きから穏やかな気持ちへ
ず〜と向こうまで続く春の花たち。
これ、どこかというと実は祭壇。
先日、母が天国に旅立ちました。
母が、大好きだった
@yukimi325kurataさん(ワイズスタイル)が
作ってくれた花祭壇。
kurataさんの思いも入った、春を感じられるかわいい祭壇に母もきっと喜んでくれて軽やかに旅立ったんじゃないかなと思います。
そして花の持つ力はすごいですね。
そして見送る側の私たちも穏やかな気持ちにさせてくれました。
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2月26日の早朝に「頭が痛いからきて」と電話がきたので駆けつけると会話はできるけどボーとした感じ。
救急車で病院に搬送されたけど、午前中には天国に旅立ちました。
くも膜下でした。
急すぎて
「もっとこうしてあげればよかった」
「こうしていれば違っていいたのかも」
とつい後ろ向きな気持ちがわいてきたけれど違う目線で考えてみると穏やかな気持ちで送り出すことができました。
なぜそう思うことができたかというと3つのことに気が付いたから。
■母と一緒の時間を過ごせた
病気で目が見えずらかったり足が痛くて杖を突いて歩いていたりしながらもひとり暮らしを頑張っていたけど施設に入ることにして3月中旬には気に入った施設に引っ越すことになっていたんです。
そんな時、足を怪我してしまい動くのもままならない状態。
普段は、買い物や病院等のお出かけは私がいつも付き添っていたけど、つい日々の忙しさに気を取られゆっくりおしゃべり…という時間ってそう多くはなかったんです。
それが、怪我のおかげで旅立つまでの1週間毎日私が母のところに行って母との時間を過ごせました。
引っ越しの準備をしたり、ごはんを作ったり、おしゃべりをしたり…
偶然と言えば偶然ですが今思えばその時間は神様からのプレゼントだった気がします。
■母の願いが叶った・その1
母は先に天国に旅立った父(母から見ると夫)が大好き。
老いて、ひとり暮らしがしんどくなってきてからは、
「お父さん、早く迎えに来ないかな」
「お父さん、なかなか迎えに来てくれない」
といつも言っていました。
とうとう父が迎えに来たんだな。
そう思うと母の願いが叶ったんじゃない?と思えました。
■母の願いが叶った・その2
母は、実の母が寝たきりになってから13年世話をしました。
だから自分は、子ども達に迷惑をかけたくない、
ピンピンコロリであの世にいきたい、と、口癖のように言っていましたがこれも母が願っていた通りになったんだな、と…。
そう考えると、「今までありがとう」という感謝と穏やかに気持ちで見送ることができました。
ちょっと天然で、いつもまわりを笑顔にしていた母。
あなたと父との間に生まれて育ててもらえて私は幸せでした。