整理収納は人生の「選択」「決断」の練習になる
先日の弘前での整理収納2級認定講座は、参加いただいた方に中に20代前半の若い方が2名がいらっしゃいました。
ここまで若い方が私の講座に参加するのは珍しく、参加した理由に興味を持つのと同時に「この若さで整理収納に出会えて、うらやましいな」と思いました。
「知った時がそのタイミング」とよく思いますが、40代後半で整理収納に出会った私にとって、整理収納の奥深さを知れば知るほど、早く出会う方がより良い人生を創っていけるのではないかと感じているからです。
人生は「選ぶ」「決める」の連続
なぜかというと、人生は「選ぶ」「決める」の連続です。
進路を決める時や人生に関わる選択をする時、今まで「選ぶ」「決める」をする経験をしていなかったら、その時「決めなさい」「選びなさい」と言われても…簡単ではないです。
特に人生に関わる選択ほど決められないですよね。
これに整理収納は役立ちます。
なぜかというと実は、整理収納はモノを「選ぶ」「決める」の連続だからです。
身の回りのモノを必要か不必要かを選んで決める…これって選択と決断の練習になるんです。
整理収納は身の回りのモノ。例えば、このペンを手放すか持っているか…これって人生を左右するほどの大きな選択と決断ではありません。
ハードルの低いところからやっていくことで、実践しやすく身に付きやすくなります。
この経験は、人生を歩んでいく時にも役立ちます。
ちなみに今回は、ひとりはお母さまのお勧めで、もうひとりはお母さまに誘われて一緒に参加してくださいました。
若いからこそ、これから人生の選択をしなければいけない場面がいくつも出てくると思います。
きっと、おふたりとも整理収納の講座の参加するように声をかけてくれたお母さまに感謝をする時がくるのではないかと思います。
私たち50代世代のこれからにも必要不可欠
もちろん、ライフスタイルやライフステージが変わる節目の50代世代にも、この「選ぶ」「決める」は、不可欠。
なぜなら、家族のためやまわりを優先して生きてきた方が多いこの世代の女性が、モノを選んでこれからの人生も持っていくのか、ここで手放すのかを決めるのは、自分が主役で生きていくための練習になるからです。
ぜひ今一度自分を取り戻して自分の人生を生きていく練習として整理収納を活用ください。