目の前の出来事は同じでも、どうとらえるかで人生は変わる~私の思い出に残る一枚「方眼ノート」~
目の前の出来事や、やること自体は変わらなくても、それをどう受け止めるかで、その先の人生は大きく変わる――。
今日は、私が日々の暮らしや仕事で、方眼ノートを書いていく中で、思い出に残る一枚の話をしたいと思います。
これは、今から4年ほど前の我が家での出来事です。
ある日、子どもが突然歩けなくなりました。
いくつもの検査を受けましたが、原因は分からず…。

それから3か月後の6月。
定期的にリハビリに通う生活が始まっていました。
病院へ連れて行き、リハビリをしている様子を見て、そして一緒に帰る…。
症状も気持ちも、少し落ち着いてきた頃でした。
そんな日々が続く中で、ふと、こんな思いが湧いてきたのです。
「この時間、もったいないな」
時間にして30分~1時間程度…この時間を有効活用できないだろうか。
本を読む? 仕事をする?
そんなことを考えながら、方眼ノートを1枚書いてみました。
すると――
出てきた答えに、涙が止まらなくなりました。
自覚していなかった、本当の気持ち
ノートから出てきた結論は、これでした。
「この時間は、子どもに全集中する大切な時間」
子どもは20歳を過ぎ、自分の世界を持ち、親にべったりすることもなくなっていました。
でも今、もう一度、子どもと向き合う時間をもらっている。
そう気づいた瞬間、その時間が「宝物」のように感じられたのです。
リハビリを頑張る姿を応援しよう。
この時間を大切にしよう。
この瞬間から、そう思えるようになりました。
とらえ方が変わると、時間の質が変わる
「面倒な時間」と思うか、「大切な時間」と思うか。
それだけで、その時間に向ける気持ちはまったく違ってきます。
それまで重たく感じていた時間が、ごきげんで過ごせる時間に変わりました。
だって、宝物の時間ですから(笑)
時間の積み重ねが、人生。
目の前のことは変わらなくても、どうとらえるかで、その先は変わっていく…。
あの時、方眼ノートを書いて自分でも気づいていなかった本音に出会えたこと。
本当に、よかったと思っています。
ちなみに、子どもは車イス生活を2年ほど経て少しずつ回復し、今は歩けるようになっています。
気持ちを整理したくなったら
方眼ノートを書くと、ふんわり思っていたことが「やっぱりそうだよね!」と明確化できたり、今回のように自覚していない思いがけない本当の気持ちに気づかされたり、と、わたしのモヤモヤをクリアして人生をサポートしてくれています。
自分の気持ちを整理したい時にも方眼ノートは大活躍。
「気になるな」と思った方は、方眼ノート1Dayベーシック講座をチェックしてみてくださいね。
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