子どもと相談しながら収納を作っていきたい「ひとりでできる」がふえる部屋づくり:第2弾開催
先週末、NPO法人子育てオーダーメイド・サポートこももさんと協催で「ひとりでできる」部屋づくり第2弾を開催しました。


赤ちゃん連れの方も参加してくださり、のんびりまったりな雰囲気のなかで2時間、お伝えさせていただきました。

第2弾でも、要所要所で協催のこもも代表、橋本さんが自身や仕事を通して感じている、住環境や子育てをシェアしていただきました。
「今まさに!」の旬な情報を聞くことができて、さらに価値ある時間になったと感じています。
受講した方の感想
・片づけは整理整頓だけではなく、子どもが自ら選択できるようになるとか、親子のコミニケーションの時間であるとか、そこまで関わっていることを知って奥深いなと思いました。
・子どもの自立を促すために、片づけは大人になった時に必要・不必要の判断を養う大切な体験の機会だと気づくことができた。
・収納に使うモノが一般的な収納ケースをイメージしていたが、「へぇー」というモノやスペースを知ることができた。
・具体的なプリント管理の方法が分かった。
・入学前に子どもと相談しながら収納を作っていきたいです。
親がつくった収納が子どもに合うとは限らない
「子どもが自分で片づけられるように…」そんな願いを持ってお子さんのスペースを頑張って整えているお母さんも多いと思います。
「でも、いくら自分が頑張って整えても子どもが片づけてくれない!」=うちの子は片づけられない、と思っていませんか?
実は、お母さんが頑張って整えてくれたその収納、お子さんには合っていないかもしれません。
お母さんの使いやすい収納とお子さんの使いやすい収納は、同じとは限らないんです。
じゃあ、どうすれば、我が子に合った収納をつくることができるのか・・・
どうすれば、うちの子に合った部屋がつくれるの?
じゃあ、どうすれば、我が子に合った収納をつくることができるのか。
まずは、お母さんが片づけの正しい方法を知っているというのが大前提ですが、我が子に合った収納…その答えは「その子が持っています」
少し私の失敗談を話します。
整理収納に目覚めた時、子ども達が片づけができるようになって欲しいと、本やネットから得た情報をたくさん試しました。
けれど子ども達は、なかなか上手く片づけられるようにならない。
「私がこんなに頑張っているのに、うちの子たちは片づけられない」
そう思っていました。
家の中の片づけを進めていくうちに自分と向き合う時間が多くなりそこで気づいたのが、育児にしろ部屋づくりにしろ、私はやり方ばかりにフォーカスして、「目の前の子どものことを全く見ていなかった」といいこと。
一番大切な部分をすっ飛ばしていたんですね。
目の前の子どものことを、見る、そして話を聞く、やってみて上手くいかなかったら子どもと相談してまた実験してみる、それを重ねているうちにだんだんベストな方法が分かるようになりました。
面白いことに、それまでは子ども達が片づけないでいつもイライラしていたのに、片づけられないスペースにこそヒントが沢山あることが分かり、そうなると視点が変わり「またカバン片づけない!」から「そこがカバンを置くゴールデンゾーンなんだ~。じゃあこうしてみよう」
「感情」から「観察」に視点が変わることで、上手くいかない過程もイライラからワクワクに変わりました。
受講してくださった皆さんも、講座でお伝えしたことを役立てて、お子さんが「ひとりでできる」がふえる部屋づくりとご自身がごきげんでいる時間を増やすために「片づけ」を活用していただきたいと思います。
<お知らせ>
