「片づけは子どもの自立のためにもいい機会になる」中学校PTA「家庭教育学級」で話をさせていただきました

先週末、青森市内の中学校の家庭教育学級で片づけの話をさせていただきました。

写真は、学んだことをいざ実践!ということで整理をゲーム感覚で体感できるビジュー式片付けカードワークで盛り上がる参加者様たち(写真、感想の掲載許可をいただいています)

片づけで育む思春期の自立

思春期のお子さんを持つお母さん方が参加していただくので、「片づけで育む思春期の自立」も、サブのテーマとして話をさせていただきました。

 

今、私たちの暮らしは、24時間営業の店でいつでも買えて、100円ショップで気軽に買えて、ネットでポチればすぐ届く…そんな時代。

更に、洪水のようにSNSから情報が入ってくるし、子どもの遊びや習い事、部活…やることややりたいことがいっぱい。

成長と共に、学区や行動範囲も広がるし…

そうなるとどんなことが起こってくるかと言うと、モノや時間、情報に振り回されてしまうことが多くなります。

勉強をしないといけないのについ遊びやバイトを優先してしまったり、選択が多すぎてどの進路を選べばいいか決められなかったり…高校はまだ親がサポートしてくれるからいいけれど、大学や社会に出て親元を離れて今まで管理してくれた親がいなくなると、自由の身になって…結果、大学で大変なことになって…の事例もお伝えしました。

 

「片づけ」ってどんなメリットを与えてくれるか

じゃあ、そこに「片づけ」ってどんなメリットを与えてくれるか。


 片づけってモノを扱うことだよね、と思われがちですが、それって”これ”を知らないとできないんです。

何かというと

 

「自分にとって、何が必要でなにが不必要か、自分の好みや大切だと思うこと、優先順位」

片づけは、捨てることではなく「分ける」ことなんですが、これって「選ぶ」「決める」の繰り返し。

 

つまり、人生で大切な選択をするときに選び決められる練習になるんです。

今までやっていないことをいきなりやれって言われてもできないですよね。

 

家にあるモノを使って、小さな「選ぶ」「決める」をやっていく。

そうしていくうちに、その経験がモノだけでなくコトの選択にも役立っていきます。

 

 

参加した方の感想

・片づけは、子どもの自立のためにも選んだり考えたりするいい機会になる。いつも先廻りしてしまうため、失敗を見守り学びのサポートにまわりたいと思います。

・つい口うるさくなっていたな、と思った。(特にお客さんが来るときに片づいていないと)早めに手が付けられるように自分に余裕があるとき一緒にやろうと思った。

・ハンカチのお話は楽しかったです。”自分にちょうど良い数”というフレーズが好きになりました。

・1日〇分、引き出し1つからで良いというのに励まされました。時間をたっぷりとってやらないと…と思っていたので。

・「片づけ」に対しての考え方が変わりました。自分だとこれならできるに気づきました。毎晩フェイスパックした時に手持ちぶさただったので、隙間時間でパックしながらやってみたいと思いました。

・「整理」とは、捨てるではない、にビックリしました。片づけはいつも大掃除レベルでしたが、やるところを決めて1回〇分だと気持ちがラクです。

 

 

 

今回、中学校で片づけの話をさせていたくのは初めてて、とてもワクワクしながら当日を迎えました。

片づけを知って欲しいと家庭教育学級に片づけを採用してくださったPTA研修部担当者様、そして参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

ぜひお子さんの自立や親子関係、ご自身が活き活き自分を楽しむために、今日の講座の内容が役に立ったら嬉しいです。

 

 

<お知らせ>

中学校では思春期向けの内容と事例をお伝えしましたが、年長~小学1.2年の保護者向けの「ひとりでできる」がふえる部屋づくり、の講座を子育てオーダーメイド.サポートこももさんと共催で開催します。

さっそくお申し込みもいただいているこの講座、限定15名なので興味のある方はお早めに♪

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